国際経済史家のチャールズ・キンドルバーガーは、第二次世界大戦につながる世界大恐慌について、かつてこう述べたことがある。1929年の恐慌があれほど広範で、深刻で、長期にわたったのは、国際経済システムを安定させる責任を引き受ける能力が、それまでの覇権国で ...
今夏の金融庁幹部人事では、去就が注目された 伊藤豊 長官(平成元年、旧大蔵省入省)が留任した。後任候補と目された 石田晋也 氏、 堀本善雄 ...
海軍大臣を経て内閣総理大臣を務めた岡田啓介は、現在の一般的な知名度は高くないかもしれないが、戦前戦中の日本の「舵取り」を大きく担った人物の一人である。
リッケルトは西南ドイツ学派、新カント派を代表する哲学者である。彼にとって自然科学と文化科学は、研究対象の違いではない。同じ現実から一般的法則を取り出そうとするのか、それとも一回限りの個性的なものを理解しようとするのかによって、科学の方法は異なる。
豊かな海は、豊かな森とつながっている――。宮城・気仙沼で「森は海の恋人」を旗印に、植樹活動を通じて森と川と海のつながりを追い続けた漁師・畠山重篤(1943〜2025)。活動を引き継いだ三男の信氏が、父の背中を思い出す。
渡辺は1927年、父である陸軍中将の渡辺錠太郎が旭川の師団長だった53歳の時に生まれた。4人兄姉の末っ子で、両親の愛を存分に受けて育った。だが1936年、彼女が9歳の時に二・二六事件が起きる。
高市早苗首相は、看板政策として「責任ある積極財政」を掲げ、9月の内閣改造でも改めて、その推進を明言した。一方、10年国債の利回りが9月1日以降立て続けに3%超えを記録し、30年ぶりの高水準が続いている。急速に進むインフレを抑えるため、日銀は政策金利を ...
血圧・血糖値の上昇を抑える「ゾンビ体操」の考案者として知られる血管のスペシャリスト・池谷敏郎医師。睡眠と密接に関係する血管のメカニズム、そしてそれを活かした快眠のための四つのオリジナル体操を、今回教授してもらった。
山口百恵は、しかし、最初から清純派ではなかった。彼女は大人びたアイドルだった。森昌子、桜田淳子との中3トリオで、数か月の差だが、いちばん若いのに、いちばん大人っぽかった。桜田淳子が春の太陽のように輝いていた時、山口百恵は中秋の名月のように、神秘性を漂 ...
一方、牟田口と対照的な人物が陸軍大将の今村均である。今村は陸大首席のエリートながら陸軍省や参謀本部ではなく、部隊指揮官として名を遺した。
40年、広島市生まれ。父を追って朝鮮半島から身重の母、兄、2人の姉が広島に到着し、翌年に誕生した。しかし、4歳のとき、軽三輪にはねられて焚火に右手を突っ込み、指が曲がって小指と薬指は癒着してしまう。
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