22歳の田中はノーマークながら屈指の激戦区、男子73キロ級で頂点を虎視眈々(たんたん)と狙っていた。「どの選手が勝ってもおかしくない状況だ」。伸び伸びと畳で躍動した新鋭が、初出場優勝の快挙をやってのけた。パリ五輪の王者やメダリストが早々に敗れる中、1回戦からしなやかな動きで立ち技をどんどん決めた。決勝は昨年3位のマフマドベコフ(アラブ首長国連邦)に一歩も引かない。攻勢のまま延長の40秒過ぎ、切 ...
女子57キロ級の大森は国内で頭角を現しても謙虚さを失わず、愚直に鍛錬してきた。「悩み続ける柔道家」と自称する24歳のホープ。強豪との戦いを想定して試行錯誤を重ね、技の引き出しを増やした成果を初の世界選手権で発揮した。玉置との準々決勝は世代交代を予感させる鋭い谷落としで技ありを奪い逆転勝ち。決勝は大本命、リパルテリアニの圧力をしのいで延長戦に持ち込み、崩れけさ固めで勝負を決めた。苦手だった寝技を ...
工事が進むムンバイ・アーメダバード間の高速鉄道建設現場(26年1月、ムンバイ)=ロイターインドが初の高速鉄道建設を決めた際、日本に協力を仰いだのは当然の流れだった。高速鉄道発祥の国であり、低利で資金を供給してくれる存在だからだ。だが、それから10年以上経過した今も乗客を運ぶには至っていない。工期の遅れや費用の膨張、調達を巡る激しい対立が表面化し、インドと日本の間に内在する緊張が露呈している。両国が ...
はるかな昔メソポタミアの地で都市文明を築いたシュメール人はアルコールの分野でも大きな足跡を残した。パンを焼き、水に浸して発酵させて酒にした。後に世界に広まり、愛飲家ののどを潤すビールの起源とされる。日本では明治の初めに本格的な醸造が始まった。▼その魅力を福沢諭吉が巧みに表現した。「味至て苦けれど、胸膈(きょうかく)を開く為(ため)に妙なり」。最初に飲んだときは大抵渋い顔になる。でも繰り返し飲ん ...
Marine Le Pen, left, proposing the 'golden rule' on Tuesday, accompanied by the RN party's Jordan Bardella © Sarah Meyssonnier/ReutersFrench far-right leader Marine Le Pen has promised to drastically ...
英労働党大会の会場で販売されたバーナム首相の顔がプリントされたマグカップ=ロイター企業経営に携わる人の多くは「キッチン・シンキング」という言葉になじみがあるだろう。厄介な状況を引き継いだ新しいリーダーが、都合の悪い情報や厳しい決断をできるだけ早く片づけようとすることを指す。しかし時には、「キッチンシンク(台所の流し)以外のすべてを投げつけた(編集注、ありとあらゆる手段を尽くすという意味)」としても ...
経済財政運営の「黄金律」を提案したルペン氏(左)とRN党首のバルデラ氏=ロイターフランスの極右政党・国民連合(RN)のマリーヌ・ルペン氏は2027年春の大統領選で自身が勝利した場合、歳出を大幅に削減し、将来の借り入れを制限すると約束した。経済面での信頼性を示し、市場の不安を落ち着かせることを狙った。ルペン氏が大統領選に出馬するのは4回目となり、世論調査の支持率でトップに立っている。6日、政府債務を ...
ノーベル化学賞の受賞が決まった東京理科大の硤合憲三(そあい・けんそう)名誉教授(76)は「不斉有機合成」に関する発見で生命の起源にも関わる謎に迫る研究を長年続け、快挙に輝いた。「人生で最もエキサイティングな日といってもいい。(共同受賞した)アンリ・カ ...
【NQNニューヨーク=稲場三奈】7日の米株式市場でダウ工業株30種平均は5営業日ぶりに反落して始まり、午前9時35分現在は前日比434ドル17セント安の5万1087ドル11セントで推移している。米長期金利が24年ぶりの水準に上昇し、株式の売りにつながっている。ハイテク株や景気敏感株を中心に売りが出ている。7日朝の米債券市場で長期金利の指標となる10年物の利回りは一時5.36%と、2002年以 ...
中西祐介官房副長官は7日の記者会見で、公正取引委員会が同日にビール国内大手4社を強制調査したことについて「(刑事告発を前提とした)犯則調査を行ったと承知している。公取委が適切に対処していく」と話した。
木原稔官房長官は7日の記者会見で、沖縄の米海兵隊員が強盗殺人容疑で逮捕された事件を受けた在沖米軍の活動停止措置について「綱紀粛正と事件防止のための迅速な対応の表れだ」と述べた。 米軍関係者による事件に関して「地元の皆さまに大きな不安を与えるもので、あってはならない」と強調した。再発防止へ「実効性のある措置をとっていくか日米間で協議を進めていきたい」と語った。 ご登録いただいたメールアドレス宛てにニ ...
米菓大手三幸製菓(新潟市)の新潟県村上市の荒川工場で2022年、従業員6人が死亡した火災で、新潟地検は7日、業務上過失致死罪で最高経営責任者(CEO)だった佐藤元保氏(56)ら当時の幹部4人を在宅起訴した。以前にも工場で火災が起きており、せんべいくずから出火する可能性を予見できたと判断した。4人の認否を明らかにしていない。他3人は、佐藤博久元取締役製造本部長(62)、玉川勝之元製造本部生産統 ...
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